身体反応をアラキドン酸で快適にする
体内の調整機能に深く関係するアラキドン酸は、身体反応についても重要な働きを持っています。
幼児は動きが鈍いです。
5歳から6歳くらいになると走るのも早くなり、運動能力もしっかりしてきます。
大人になると色々な動きが俊敏にできるようになっていきます。
でもそれから年齢を重ねていくと徐々に反応が鈍くなり、運動神経も落ちていきます。
ここ庫に深くかかわっているのがアラキドン酸です。
走ったり跳んだり、歩いたりというのは「走るぞ」「歩くぞ」と脳に言い聞かせなくても、自然とできています。
これは脳の神経伝達物質が正常で思った通りに即反応し、体が動かせるからです。
アラキドン酸は、脳の神経伝達物質の元となる成分です。
乳幼児期はアラキドン酸が含まれている食べ物の摂取量が少なく、また体内でその食べ物からアラキドン酸を合成するという能力が低いため、神経の働きも幼く、動きが鈍いのです。
高齢者にも同じことが言えます。
年齢を重ねていくと体内のアラキドン酸の量が減少します。
また合成能力も年齢と共に細胞が老化し減少していくため、頭ではこうしよう、と思っていても、それが動きにつながらないという現象が起こります。
年を取ると骨や筋肉が老化して動きが鈍くなるという事もありますが、アラキドン酸の不足によって神経伝達物質も少なくなり、情報が伝わりにくいという事もあるのです。
身体反応がいい、という事は、危険察知能力も高くなります。
危ない!と思った瞬間に体を動かすことが自然とできるからです。
子どもや高齢者はこの能力が低いため、危険な目に合う事も多くなります。
でも、アラキドン酸をうまく活用していくことで、身体反応をアップさせることもできます。
食品類から摂取することが好ましいのですが、なかなか必要量を満たすことが難しいので、サプリメントなどを有効活用して、身体反応をアップさせ、いつでもどんな時でもさっと反応できる体を作りましょう。
アラキドン酸のサプリメントは気軽に購入できるようになってきているので、ぜひ利用してみましょう。
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